お出かけですか?
自然に触れたりどこかへ旅行に向かうのも、楽しそうですね。
日頃の疲れも忘れそうです。
さわやかな風も気持ちいいですね。
うん? なんだか、目がかゆいような気がします。花粉症でしょうか。
あれ、どうしてか頭までかゆくなってきました。
どうしてこんなところまで、かゆくなるんでしょうか。
どの花粉でかゆくなるかは、人の体質による
花粉が多い季節ですね。
風に乗って色んな植物の花粉が飛んできます。
どの種類の花粉なのかは時期にも寄りますが、どれが自分の花粉症の原因なのかは、
アレルギー科のある病院や内科、呼吸器科などに行って、検査する必要があります。
花粉症は、自分だけはならない、と思うのは大間違いで、人間だれでもなる可能性があります。
目や鼻の粘膜を刺激して、目をかゆくしたり、くしゃみを増大させるのが、よくある症状ですね。
しかし花粉で目がかゆくなったり、くしゃみが増えた時、体のほかの部分もかゆくなることがあります。
頭皮もそのとき、かゆくなるときがあります。
花粉で頭皮がかゆくなるのはアレルギー反応が原因
花粉が体内に入ったとき、抗体ができることがあります。
抗体とは、外から侵入してきた有害な細菌などを攻撃するため、体が作り出す免疫です。
通常の、有害な細菌やウイルス相手だったら、抗体は頼もしいです。
しかし抗体が、有害でない特定の花粉や野菜、果物、穀物にまで反応し、外敵と誤った判断をして、過剰に攻撃してしまうことがあります。
過剰すぎて自分の体まで傷つけてしまいますが、これがアレルギーの原因です。
抗体が血液に乗って体中に巡っていくうちに、あちこちでアレルギー反応が起こるという訳です。
花粉に反応して、入り口である目や鼻に関係ない場所までかゆくなるのは、こういうメカニズムからでした。
こうなってくると、まず花粉を防ぐ必要がありますね。
花粉を防ぐ対策
まず花粉が体に付着したり、粘膜に触れるのを防ぐ必要があります。
鼻や口からの侵入を防ぐなら、マスクがおすすめです。
花粉を防げる、専用のものを選びましょう。
目を守るなら、花粉や粉塵対策できるメガネをするのが有効です。
目とフレームの間の隙間も覆うことができるので、通常のメガネより、花粉を防ぐことができます。
花粉用を用意できなくても、通常のサングラスをするだけでも、正面からの風を防ぐことができます。なにもしないよりは、ずっと楽になります。
ふだん、コンタクトをしている人は、風や花粉の多い季節は、外出の時メガネに変えると、目の中がごろごろしなくなります。
異物感が減るので、ケアも楽になります。
また、髪は外気の様々な粉塵や汚れを、吸着させてしまいます。
髪に付かないように、帽子やスカーフなどで頭を覆ったり、束ねておきましょう。
家に帰ってからの対策
まず、手洗いとうがいは必須です。
手洗いは石鹸をよくつけた後、きれいにあらいます。皺の中も忘れずに。
うがいは、うがい薬を使って、コップ一杯分はやりましょう。
それから、洗濯も大切です。
外出で着ていった服は、できるだけその日のうちに洗いましょう。
洗濯で服に付いた目に見えない花粉は、およそ落ちますが、柔軟剤を入れておくと静電気が防げるので、次の花粉の吸着も防げます。
乾かすときは乾燥機を使うか、室内干しにすると、つきにくいです。
室内星に強い洗剤と柔軟剤を併用すれば、安心ですね。
そして外出した時は、必ず入浴を忘れずに。
髪をきれいに洗い、目や鼻や口に入らないように注意しながら、すすぎます。
顔や体もきれいに洗いましょう。
温まってお風呂から出た後は、新しく洗った服を着ましょう。
それから家の掃除も、普段からやっておけば、安心です。
脱いだ服から落ちた花粉が床にあります。
家にたまっている埃の中には、花粉も含まれていますので、できるだけきれいにしましょう。
これで対策もバッチリですね。
まとめ
- どの花粉でかゆくなるかは、人の体質によるので、詳しくは検査すること。
- 花粉で頭皮がかゆくなるのはアレルギー反応が原因で、抗体が体中で反応するから。
- 花粉を防ぐ対策として、身なりに気を付けて外出する。
- 家に帰ってからの対策は、手洗いうがいと、洗濯と入浴、掃除をすること。
花粉は一粒一粒は目に見えにくいですが、空中にあります。
外出した時には、体についていると思った方がいいでしょう。
清潔を保って、かゆさも防げば、お出かけも楽しくなりそうです。
自然とはうまく付き合っていきたいですね。